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検査・治療

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骨密度測定装置

骨密度測定装置

骨密度は年齢とともに低くなっていきます。骨密度が低くなると骨折しやすくなります。当院の骨密度測定装置は、腰と太ももの骨の強さを測れます。

健診などで行われている骨密度測定では手や足の骨の強さを測ることが多いのですが、これでは充分とはいえません。なぜなら一番骨折しやすく、骨折すると手術が必要になったり、歩くのが不都合になりやすいのは腰と太ももの骨だからです。

当院では最新の骨密度測定装置を導入して、正確な骨の強さを測定します。

骨代謝検査などの血液検査

骨代謝検査などの血液検査

骨密度が低くなる原因として、骨吸収(骨が壊されていくこと)が進行することがあります。骨吸収が進むと血液にトラップ5bという物質が増えます。またNTXという物質も増えてきます。

骨粗しょう症の薬が効いてくるとこれらの物質が少なくなってきます。ただしあまり少ない状態が続くと代謝が悪くなり骨の質が悪くなってきます。また骨ができる時にはP1NPや骨型アルカリフォスファターゼという物質が増えます。

つまり血液検査で骨の状態を詳しく知ることができるのです。このほか血液検査では、関節リウマチや高尿酸血症もわかります。

コレステロールや血糖値、肝臓に関係する血液検査も痛風や関節に影響することがあり、当院では血液検査や尿検査を詳しく調べます。

レントゲン撮影

レントゲン撮影

最も基本的な検査です。骨折や脱臼の様子から、骨の質、骨の変化がわかります。

特に関節や腰では骨がすり減ったり、ごつごつしてきたりする「変性所見」が重要です。

レントゲン室で脱衣しても寒くないよう、当院ではレントゲン室に特に重点的に床暖房を設置して患者さまにやさしい環境を作っています。

レントゲン透視装置

レントゲン透視装置

レントゲンテレビでは、レントゲン写真ではなく動くレントゲンをみることができます。これにより神経の位置を知ることができ、ブロック治療を正確に行うことができます。腰や頚の神経に対するブロック治療には圧倒的な威力を発揮します。

関節超音波検査(関節エコー検査)

関節超音波検査(関節エコー検査)

骨のような硬い組織はレントゲンでわかりますが、捻挫や半月板損傷、などの骨以外の柔らかい組織の損傷はこれまではMRIなどで調べなければわかりませんでした。

しかしここ数年、関節超音波検査(エコー検査)が進歩を遂げ、ごく短時間に、膝や肩、足首などの靭帯などの損傷がわかるようになりました。

スポーツによる障害では圧倒的な威力を発揮します。 また関節リウマチでは病気の進行にともなって関節の炎症がエコー検査ではっきりわかるようになりました。

当院では最新の超音波機器を導入して診察室でその場で関節などの様子を診断できるようにしております。

画像管理システムと電子カルテ

画像管理システムと電子カルテ

当院ではレントゲンや超音波などの画像、および骨密度や血液検査の結果をすべて電子化しております。治療経過をデジタル化して表示できるようになり、前回との比較が容易でできるようになりました。

患者さまによりわかりやすく情報をお伝えできるようになりました。
通常のレントゲンフィルムでは判定できなかった細かい変化もわかるようになりました。

リハビリテーション治療器械

リハビリテーション治療器械

リハビリテーション治療を行うためのさまざまな器械を導入しています。

低周波治療器

低周波治療器

これまでの電気治療器にない超低周波~中周波までのひろいレンジの治療を行い、患部の血流を増加させて、筋肉のほぐし、根本から痛みをとっていきます。慢性腰痛や肩こり、捻挫や関節靭帯損傷で傷ついた組織を修復していきます。

近赤外線治療装置

近赤外線治療装置

肩こりや手足のしびれや痛みは、脊椎の横を走る交感神経節が不調を起こすのが原因です。特に頸椎の横を走る星状神経節は、自律神経のおおもとであり、からだ全体の調子に関係してきます。ここに薬を注射する方法を星状神経節ブロックといいます。

しかしこの近赤外線治療器を使えば注射の必要はなく、近赤外線を首の星状神経節にあてるだけで神経ブロックの効果を発揮します。

肩こり、手足のしびれ、頭痛、めまい、全身倦怠感など自律神経が関係する多くの症状に効果があります。

ランバートラック(けん引装置)

ランバートラック(けん引装置)

従来の腰椎けん引とは大きく違った最新の装置です。まず患者さんは装置に座ります。すると徐々に装置が倒れていき、膝を曲げて寝る姿勢になります。

この姿勢が腰椎の最も緩む姿勢なのです。このままキログラム単位で腰椎のけん引が始まります。10分の治療で腰椎周囲の筋肉などを緩め、腰痛をとっていきます。

経皮的ツボ電気刺激治療器

経皮的ツボ電気刺激治療器

針治療は専用の針をツボに刺して治療を行いますが、この器械は「刺さない針治療器」とよばれています。関節や腰、肩、首の痛みのある部分、筋肉の張った部分、靭帯や筋肉がいたんだ部分に器械をあてると低周波が効果的にツボを刺激します。これにより局所血流の改善による発痛物質が除去されます。 また下行性の痛み抑制効果 やストレス緩和による自然治癒力の回復をおこします。

キセノン光線治療器

キセノン光線治療器

キセノンは温熱を発し、人体の深部まで到達して筋肉と自律神経に作用します。関節や脊椎の血流を良くして痛みをとっていきます。近赤外線の光線が干渉波と一体となって筋肉や関節の到達して痛みの原因となる物質を洗い流していきます。しびれにもよく効き、神経ブロックと同じ効果があります。

ウォーターベッド

ウォーターベッド

水の動きを利用して、マッサージの手技治療を再現しました。首から足まで全身の筋肉をもみほぐす効果があり、他のリハビリ物理療法と組み合わせて患部の筋緊張を緩めていきます。

点滴治療室

点滴治療室

関節リウマチ、慢性疼痛、骨粗しょう症などでは定期的な点滴で効果的な治療をすることができます。点滴治療室ではこのような治療をするための環境を整えています。