整形外科疾患を幅広く診療します
「運動器(うんどうき)」という言葉をご存知ですか。運動器は、ヒトがからだを動かすために必要な器官、つまり手足や首・腰など。そこには筋肉や骨、関節があり、そのまわりを血管や神経、腱や靭帯がとりまいています。
運動器に起こる病気や故障を、整形外科・リウマチ・リハビリテーションの専門医として、幅広く診療します。骨折・脱臼・捻挫・靭帯損傷などの外傷、骨粗しょう症や関節リウマチなどの運動器の病気も治療しています。さらに腰・肩・膝などの運動器疾患を予防するのに重要なリハビリテーションを行っています。
スポーツ整形は、日体協公認スポーツドクターとして国体やサッカー海外遠征に帯同した経験を生かし、原因、治療、再発予防に努めています。
腰痛や神経痛の治療は、痛いところだけを診ているだけでは、なかなか治療が進まないことがあります。痛みの治療には、こころとからだのバランスが重要であることを、十数年前から全国に先駆けて提唱していました。
本邦初の、整形外科医による運動器心身医療の一般書「腰痛をこころで治す 心療整形外科のすすめ」(PHPサイエンス・ワールド新書)を2013年に出版し、2019年には講談社現代新書から「腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科」を上梓しました。
また2021年から整形外科についてのコラム「動いて健やかに」を、信濃毎日新聞の折り込み情報誌「MGプレス」で連載中です。
たとえ肩こりでも、「何か病気があるだろうか」と心配していることなく、お気軽にご相談ください。 地域の皆さまの「からだの心配ごと」を気軽に相談できるクリニックです。
落ち着いてリラックスした雰囲気、やさしい環境を
なによりも患者さまが気軽に受診できる環境を、スタッフが全員で作っています。
「医院を受診するのは敷居が高いなあ」ということを決して感じないように、ちょっとした心配ごとを相談できるように、気軽に受診できるようになっています。
受診された患者さまが、どんなささいなことでも受付に相談しやすいようになっております。お入りになったら、お気軽に受付に声をかけてください。
待合室や診察室は自然光をふんだんに取り入れ、落ち着いて診療できるやさしい環境にしました。
患者さまお一人お一人がゆったりできて、リラックスできる空間を確保し、不安や痛みが少しでも和らぐ雰囲気づくりを心がけています。クリニックはすべてバリアフリーで、どの患者さまも入りやすくなっております。
レントゲン室では、薄着になるのに通常の病院では暗く狭い事が多く、冬は寒く夏は暑いことにお気づきになっている患者さまも多いことと思います。またレントゲン検査では、着衣脱衣の際のプライバシーはとても気になる点です。
当院のレントゲン室は完全床暖房であり、患者さまが薄着になっても大丈夫なように、重点的に設計されています。このため1年を通して快適に検査が受けられるようになっています。またレントゲン検査での着衣脱衣は、すべて女性スタッフがあたります。
リハビリテーションルームでリハビリをするのに大切なことは、患者さまにリラックスしていただくことです。リハビリテーションルームは、筋肉を和らげてリラックスできるように、自然光と間接照明を効果的に使い、大きな自然木のはりを高い天井に配置してあります。
ルーム全体に環境音楽が流れ、気持ちがゆったりできるようになっており、リハビリの治療時間を快適にお過ごしになれるように工夫しています。この空間にお越しになっていただくだけで関節や筋肉のリラックスが得られるようになっていますので、スタッフにお気軽に声をかけてください。
最新の診断技術と医療設備
医療にとって一番重要なことは、まず正確な診断ができることです。せっかく原因を知りたいために受診したのに「原因はわからない」「たいした異常はない」では患者さんが困ります。
当院では、安全で正確な診療ができるように最新の診断機器、治療機器を使っています。
透視下治療のできるレントゲンは、すべてデジタル化されています。レントゲン画像を拡大したり、見え方をデジタル的に変えることにより、今までわからなかった細かなところがみられます。
撮影したばかりのレントゲンのデジタル能力を使って、患者さんに詳しくご説明します。同じ1枚のレントゲンから、どれほど詳細なところまでみえるかお分かりになると思います。
ぜひ一度、ご自分の「骨の健康度」を正確に測ってみてください。
関節超音波装置(関節エコー検査)ではレントゲンではわからない、関節や筋肉、血管、神経の様子が詳細にみることができます。
超音波検査のよいところは、医師が検査しながら、患者さんも一緒にみることができることです。スポーツ障害の原因を、検査しながら確かめて、その対策を患者さんと話し合います。またレントゲンではわからない五十肩の原因を診断するのに超音波は威力を発揮します。
単なる五十肩なのか、腱板という肩のスジが切れているのか、肩の関節に炎症はあるのかを、患者さんにおみせしながら検査します。
以上のような最新の検査機器および医療機器を用意しております。
バリアフリー設計
高齢の患者さまや小さなお子さまが安心して利用できるように、エントランスから待合室、診察室、リハビリテーションルーム、多目的トイレなど全てバリアフリーとなっています。
また、車椅子での来院に十分対応できるように、入口や院内廊下、トイレの広さも十分にとってあります。
院内設備のご案内
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