地域のみなさまの「癒しステーション」となるクリニックをめざします。
こんにちは。 私は信州大学医学部を卒業後、母校で診療と研究、医学生の教育にたずさわってきました。 その後は整形外科専門医として手術や外来などの診療と、研修医や医学生の教育に従事してきました。
その一方、リウマチ科、リハビリテーション科専門医、ペインクリニックの麻酔科標榜医としても診療をしてきました。また、こころとからだのバランスが大切なスポーツ整形、心身医学の分野にも日本体育協会公認スポーツドクター、心療内科登録医として力を入れてきました。
からだを動かす器官を「運動器」といいます。腰痛や肩こり、膝痛などの運動器の痛みや不調に悩む患者さんは、実にたくさんいらっしゃいます。
このような痛みや症状は、なかなかひとには理解されず、患者さんがひとりでなやんでいるケースも少なくありません。
小さなことでも遠慮せず、お気軽に受診してご相談ください。
あがたの森のすぐそばにあるクリニックです。地域の皆さまの健康にお役にたちたいと願っています。
院長:谷川 浩隆
診療理念
クリニックのマーク
整形外科は関節や腰、肩の調子を整えて痛みをとり、健康な生活を過ごせるような診療を行う科です。腰や首、手足を合わせて運動器と呼びます。運動器は人間が人間らしく暮らすために一番必要な器官です。
当クリニックのマークはそんな人間の体、運動器の躍動感をあらわしています。また後ろの緑の長方形は、松本の象徴であるあがたの森公園を表しています。
緑の囲まれた落ちついた診療環境をグリーンのイメージカラーで表現しました。
プロフィール
谷川 浩隆 (たにかわ ひろたか)
松本市生まれ。松本深志高校、信州大学医学部卒業。
信大整形外科に入局後、癌研病院、信大病院などで研究と診療を行なう。
2013年まで安曇総合病院 副院長。信州大学医学部 臨床教授として医学部学生の教育に従事。
医学博士。
スポーツドクターとして2010~2012年まで長野県スポーツドクター協議会理事を務める。国体(県選手団本部役員)、サッカー海外遠征などに帯同した。
日本リウマチ学会では2007年にインストラクティブコース・レクチャーで講演、2015年シンポジウムで講演を行う。
リハビリテーションの分野では、松本の医療機関では5名(2020年1月)しか認定されていない日本リハビリテーション医学会の専門医の資格を持ち、さらにそれより上位の指導医でもある。
信毎健康フォーラムで2013年の「腰の痛み」、2019年「脚、腰の痛みとつきあう」など、これまでに6回の講演を行う。
信濃毎日新聞に「続・現代病のカルテ(肩のこりと痛み)」(2005)、「健康ブーム考(運動器の痛みとつき合う)」(2009)を連載。
2021年4月からMGプレス(信濃毎日新聞の折り込み生活情報紙)の健康・医療・シニア面で、コラム「動かして健やかに」を連載。
- 2013年、PHPサイエンス・ワールド新書から「腰痛をこころで治す -心療整形外科のすすめ」を出版。
- 2019年、講談社現代新書から「腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科」を出版。
- その他の新聞掲載、講演、医学論文、著作多数。
スポーツドクター
日本体育協会公認スポーツドクター、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本医師会健康スポーツ医の3資格を取得しています。
- 2010~2012年まで長野県スポーツドクター協議会の理事
- 2003~2004年、長野県選抜U15 サッカーチーム海外遠征・フランスキャンプにスポーツドクターとして帯同
- 2008年の大分国体に長野県選手団の本部役員(スポーツドクター)として帯同
- 2009年の新潟国体に長野県選手団の本部役員(スポーツドクター)として帯同
- 2017年 第1回松本マラソンの医療救護にスポーツドクターとして参加
リウマチ専門医
日本リウマチ学会専門医、日本リウマチ財団登録医、日本整形外科学会リウマチ医の3つの資格を取得しています。
2007年、日本リウマチ学会で講演(インストラクティブ・コース・レクチャー)を依頼されました。
2010年、日本リウマチ財団ニュースの取材を受けました。
2015年、第59回日本リウマチ学会で行われたシンポジウム「慢性疼痛の基礎から臨床まで」でシンポジストとして講演を行いました。
クリニックでは、超音波関節診断や生物学的製剤など最新の治療を導入して、多くのリウマチの患者さんの治療に従事しています。
リハビリテーション専門医・指導医
日本リハビリテーション医学会の専門医として、運動器リハビリテーションに従事しています。特に運動療法や物理療法に関する治療を行っており、当クリニックでは最新のリハビリテーション機器を導入して患者さまの痛みやしびれを治療していきます。
腰痛、肩こり、関節痛には運動療法やリハビリテーションがとても有効です。
骨粗しょう症学会認定医
日本骨粗鬆症学会の認定医は骨粗しょう症の治療のスペシャリストです。
認定医の検索はこちら(一般社団法人日本骨粗鬆症学会 認定医リスト)
骨粗鬆症の認定医は長野県で29名しかいません。松本市内のクリニック(開業医)では当院を含めて2人のみです。(2024年現在)
骨折や寝たきり、全身衰弱につながる骨粗しょう症は1300万人以上の患者さんがいますが、日本では治療をされていない患者さんが数多いのが特徴です。また骨粗しょう症は骨折の危険があるだけではなく、寿命が短くなってしまうことが近年問題となっています。
骨粗しょう症の治療は近年進歩しており、昔のように漫然とカルシウムやビタミンを長期飲んでいればいいわけではありません。薬の種類は十数種類あり、定期的な検査をしてそのときどきのもっとも効果的な薬に変更する必要があります。それによって骨密度が改善して骨折のリスクも減り生命予後もよくなります。
骨密度検査、血液検査など骨代謝検査を行い、患者さんにあった治療を提案します。
マスメディア
信毎健康フォーラムで膝や腰の痛みについての講演をこれまでに6回行ないました。
また信濃毎日新聞に「続・現代病のカルテ(肩のこりと痛み)」(2005)、「健康ブーム考(運動器の痛みとつき合う)」(2009)などが連載されました。
主な著作はPHPサイエンスワールド新書「腰痛をこころで治す -心療整形外科のすすめ」(2013年)、講談社現代新書「腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科」(2019年)。
雑誌「潮」2020年5月号、「壮快」2020年9月号などに腰痛の治し方についての取材を受け掲載されました。
その他、著書、論文、講演多数。
2021年4月から、信濃毎日新聞の折り込み生活情報紙「MGプレス」の健康・医療・シニア面で、コラム「動いて健やかに」の連載(隔週火曜日)。
略歴
1981年 | 松本深志高校を卒業 |
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1987年 | 信州大学医学部を卒業し、整形外科に入局 |
1991年~1993年 | 癌研究会附属病院整形外科 フェローとして2年間国内留学 |
1995年 | 信州大学から医学博士の学位を授与 |
2005年~2013年 | 安曇総合病院の副院長 |
2007年~2013年 | 信州大学医学部臨床教授として医学部の学生の教育に従事 |
2013年 7月 | 谷川整形外科クリニック開設 |
専門医・取得資格等
整形外科
日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会 脊椎脊髄病医
リウマチ
日本リウマチ学会 リウマチ専門医
日本整形外科学会 リウマチ医
日本リウマチ財団 登録医
スポーツ
日本体育協会 公認スポーツドクター
日本整形外科学会 スポーツ医
日本医師会 健康スポーツ医
リハビリテーション
日本リハビリテーション医学会 専門医
日本リハビリテーション医学会 指導医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
ペインクリニック
麻酔科 標榜医
心身医学
日本心療内科学会 登録医
骨粗しょう症
日本骨粗鬆症学会認定医
学術活動・社会活動
論文97篇(含共著)、学会発表180回、著書12冊(共著を含む)、講演61回(2013年6月まで)
文部科学省 大学病院連携型高度医療人養成推進事業ペーパーレフェリー委員:2008-2009年
長野県選抜サッカーU15フランス遠征 帯同ドクター:2003年,2004年
国体長野県選手団本部役員 (帯同ドクター):2008年,2009年,2011年
信毎健康フォーラムで膝や腰の痛みについての講演を、2013年の「腰の痛みについて」などこれまでに計6回行っている。
信濃毎日新聞で「続・現代病のカルテ(肩のこりと痛み)」(2005)、「健康ブーム考(運動器の痛みとつき合う)」(2009)を連載
痛み医学研究情報センター市民公開講座「その痛みなぜまわりはわかってくれないの」(2013)、ひと・健康・未来研究財団市民公開講座「長びく痛みどうすればいいの」(2015)など全国規模の公開講座に招聘され講演。