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バランスよく20分の運動【MGプレス連載- 動いて健やかに11】

運動と体操

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。多くの人を苦しめ世界中を大混乱に陥れたコロナ禍。発生から丸2年が経過し、ようやくワクチンの3回目接種が始まりました。今年こそ収束して世界に笑顔が戻ることを願っています。

さて、コロナ禍で屋内中心の生活になると、どうしても運動不足になりがち。このような時だからこそ、からだを動かす習慣をつけていきましょう。では、どんな運動がいいのでしょうか。運動には▽ストレッチ▽筋トレ▽有酸素運動の3つの種類があります。ストレッチはしなやかで動かしやすいからだを作り、筋トレはからだを動かすための筋肉の維持と増強に必要。有酸素運動はウォーキングやジョギングなどの中程度の強さの持続的な運動で、心肺機能を高めます。この3つの運動をバランスよく行うことが大切です。

自宅でのリモートワークが続き、気がついたら一日中座っていた、なんてことも。座位での仕事の時間が多いと病気になりやすく、寿命も短くなるという研究があります。やはりヒトは、からだを動かす生活をするのが自然なのです。

毎日20分だけ時間を作ってみましょう。忙しい現代人にとって20分の時間を作ることは簡単ではありません。しかし何よりも大切な体のことです。運動は健やかな生活のために欠かせません。

屋内でもすぐにできる簡単な運動を紹介します。まずストレッチ、これはラジオ体操が最適です。次に筋トレは腹筋とスクワット20回ずつ、できれば腕立て伏せもやってください。有酸素運動は「その場でジャンプ」か、踏み台昇降。あしぶみ運動でもいいんです。ふとももを高く持ち上げて、手を大きく振りながらその場であしぶみをしてください。

「少し息があがる程度」がめやす。ストレッチと筋トレが各5分、有酸素運動が10分で計20分です。楽しむ気持ちでやれるようになればしめたもの。年初に気持ちを新たにして、からだを動かす1年にしましょう。


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