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ねたまま体ほぐす体操(MGプレス 動いて健やかに48)

運動と体操

今日紹介するのは「寝たままばんざい体操」。文字通り仰向け(あおむけ)で寝たままばんざいをするだけの簡単な体操ですが、この体操、肩こりや猫背、頭痛や腰痛に効果があります。やり方はとても簡単で、仰向けに寝て「気をつけ」をしてから「前にならえ」、そして「ばんざい」の姿勢に変えていくだけです。

まずゆったりした気分で仰向けに寝ます。気持ちを楽にすることが一番大切で、体が床に沈み込むイメージで全身の力を抜いてください。足は投げ出すように伸ばして、踵(かかと)の間は肩幅の広さに。肘を伸ばして気をつけの姿勢をとります。この時、反り腰の人は腰が、猫背の人は首の後ろが床につかず浮いてしまいますが、ゆっくり呼吸をしていると背中全体が床についてきます。これだけでも十分に気持ちよくなります。次は肘を伸ばしたまま両腕をゆっくり上に挙げていき、「前にならえ」をします。腕がまっすぐ上に挙がったら、肘をのばしたまま腕を頭の上に持っていき、寝たままばんざいのかっこうをします。気をつけからばんざいまでゆっくり10秒かけてやってみてください。

ばんざいの姿勢で腕をチェックします。手の親指や肘は床についていますか。床につかないで浮いている人は肩関節と肩甲骨が硬くなっています。浮いている人はばんざいのまま息を吐く時に力を抜いて数回深呼吸をしていくと、徐々に腕が床につくようになってきますが、床につかなくてもけっこうです。ばんざいを1分していると肩甲骨と背筋(はいきん)がほぐれてきて、肩こりや腰痛にとても効果があります。さて、今度はばんざいから「前にならえ」をして「気をつけ」にもどります。これをゆっくり3回繰り返します。同じ動作でも立ってするのとは大違いなのです。寝てやると余分な力が入らないため、おどろくほど肩や胴体の筋肉がほぐれて緩んでいくのがわかるはずです。ぜひお試しください。

(MGプレス 動いて健やかに48 2024年4月9日掲載)

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